FIREを調べ始めると、SNSやYouTubeには「3,000万円で達成しました」「資産1億突破」という投稿があふれています。
最初に見たとき、こう思いました。
「レベルが違いすぎて、参考にならない」
「4%ルールで計算すると老後に必要なのは○億円」——確かにそうかもしれない。
でもその数字を見るたびに、FIREが自分とは関係のない話に感じてしまっていました。
そんなとき「サイドFIRE」という考え方に出会いました。完全リタイアではなく、小さな副収入+投資の運用益で生活費の一部をまかないながら、フルタイム労働から少し自由になるという選択肢。これなら現実的に見えた。
この記事では、まだサイドFIREを達成していない僕たち夫婦が「2,000万円」という数字とどう向き合い、どんな戦略で動いているかをリアルに書きます。
成功談ではなく、途中経過の話です。
- なぜ「2,000万円」を意識するようになったか
- 2,000万円だけでは家族持ちに厳しい理由
- それでもサイドFIREを目指し続ける理由
- 今やっている収入源づくりの実態
なぜ2,000万円を意識するようになったのか

「サイドFIREの目安として2,000万円」と言われることがありますが、最初からこの数字を目標にしていたわけではありません。
いくつかの出来事が重なって、自然と意識するようになりました。
老後2,000万円問題がきっかけ
2019年に話題になった「老後2,000万円問題」を覚えていますか?
金融庁の試算が引き金になった議論ですが、
あのとき初めて「漠然とした不安」が「具体的な数字」に変わりました。
「老後のためだけでなく、もっと早い段階でお金の不安をなくせないか」——そこからFIREやサイドFIREに興味を持ち始めました。
投資を始めて「資産が育つ感覚」を知った
NISAやインデックス投資を始めてから、お金が少しずつ増えていく実感が生まれました。
「働いて稼ぐだけ」から「資産にも働いてもらう」という発想に変わったとき、
2,000万円という数字が初めてリアルに見えてきました。
4%ルールで考えると、2,000万円の資産があれば年間80万円(月約6.7万円)を取り崩せる計算になります。
全額じゃないけれど、生活費の一部をまかなえるのは大きい。
固定費を下げたら、積み上がるスピードが変わった
格安SIMへの乗り換え、保険の見直し、サブスクの整理——固定費削減で月2〜3万円の「投資余力」が生まれました。
小さな金額に見えますが、年間で30万円以上。10年続ければ300万円以上の差になります。
地方在住との相性がいい
都市部に比べて家賃や生活費が低い地方では、必要な資産額そのものが下がります。
「2,000万円で無理」と言われやすいのは都市部の物価前提の話も多く、
地方在住の我が家には現実的な数字に感じています。
2,000万円だけでは厳しいと思っている理由

正直に言います。2,000万円でサイドFIREできる、とは思っていません。
少なくとも、家族持ちの場合は2,000万円が「ゴール」ではなく「スタートライン」に近いと感じています。
家族がいると必要な安全余裕が増える
独身なら生活コストを自分でコントロールできます。
でも家族がいると、パートナーや子どもの体調・選択・気持ちも絡んでくる。
「やっぱり私立にしたい」「習い事を増やしたい」——そういう変化に対応できる余力が必要です。
2,000万円の4%運用で年80万円の取り崩しは、万が一のとき薄すぎる。
インフレが資産を目減りさせる
ここ数年で食料品や光熱費が上がったのを実感していますよね。
年2%のインフレが続くと、10年後に今の2,000万円の価値は約1,640万円相当になります。
資産を増やしながら同時にインフレに勝つリターンも必要——その難しさを、最近改めて感じています。
教育費は想定より大きい
子ども一人を幼稚園から大学まで育てるのに、
公立中心でも約1,000万円、私立が絡むと1,500万円以上かかるとも言われます。
子どもが複数いれば単純にその倍。
「投資に回したいお金」と「教育費の積み立て」の両立は、想像以上に綱渡りです。
突発的な支出が必ずある
車の故障、家電の買い替え、医療費、冠婚葬祭——生きていれば予期しない出費は必ずきます。
2,000万円を全額投資に回せるわけではなく、生活防衛資金として手元に置く分も必要。
「運用できる2,000万円」と「実際に手元に必要な現金」は別物です。
それでもサイドFIREを目指している理由

「2,000万円だけでは厳しい」とわかっていて、なぜ目指し続けるのか。正直な理由を書きます。
フルタイム労働から少しだけ自由になりたい
完全リタイアしたいわけではないんです。
ただ、「会社に行かなければ収入がゼロ」という状態から抜け出したい。
月10万円でも副収入と投資収益があれば、会社との交渉力が変わります。
「嫌なら辞める」という選択肢を持てることが、精神的な余裕につながると信じています。
働き方を選びたい
フルタイム・時短・フリーランス・週3勤務——今の働き方だと選べない選択肢が、
サイドFIREが実現すれば見えてくる。
それだけで、毎日の生活の質がかなり変わると思っています。
家族との時間を増やしたい
子どもの成長は待ってくれません。
「仕事が落ち着いたら」と思っているうちに、子どもはどんどん大きくなっていく。
今の働き方のまま10年後に後悔するくらいなら、多少遠回りでも今動いておきたい——それがサイドFIREを目指す一番の動機です。
完全リタイアしたいわけじゃない
「何もしない生活」は、たぶん自分には合わない。
好きなことをしながら、少し稼ぎながら、家族と過ごす——そのバランスを目指しています。
サイドFIREは「働かない」ではなく「好きなように働ける」に近い概念だと思っています。
今やっている収入源づくり

大きな戦略の前に、日々の実践として動いていることを正直に書きます。
「完璧にできている」ではなく「試行錯誤しながらやっている」レベルの話です。
ブログ運営
このブログがメインの副業です。お金・節約・投資・副業にまつわる自分の経験をそのまま書いています。
SEOで集客し、アフィリエイトで収益化するモデルを目指しています。
まだ安定した収益には至っていませんが、「書くこと=資産になる」感覚が続けられている理由です。
アフィリエイト
証券会社・クレカ・保険・副業サービスなど、自分が実際に使ってみたものを紹介しています。
A8.netやもしもアフィリエイトなどのASPを活用しています。
1件の成果報酬が大きいジャンルを選ぶことで、少ないアクセスでも収益につながりやすくなります。
Webライター
ブログスキルを活かしてスポット案件を受けることがあります。
クラウドワークスで仕事を探しています。
単価はまだ低めですが「書いた分だけ収入になる」安心感があり、
副業の入口として向いていると感じています。
投資(長期・積立)
NISA口座でインデックスファンドを毎月積み立てています。
個別株はほぼ触らず、「入れたら基本放置」のスタンス。
スマホのアプリ通知はオフにして、値動きを見ない工夫をしています。
不用品販売
メルカリやラクマで使わなくなったものを売っています。
副業収入としては小さいですが「モノを減らしながら稼げる」二重のメリットがあります。固定費削減の意識とも相性がいい。
夫婦で目指しているサイドFIRE戦略

ここまで読んでいただいてありがとうございます。
現在の資産状況、夫婦での役割分担、目標金額と達成時期のイメージ——その具体的な戦略全体については、別記事にまとめています。
「実際どのくらいの資産を目指しているの?」
「夫婦でどう分担しているの?」
という疑問がある方は、ぜひあわせて読んでみてください。
★ 関連記事夫婦でサイドFIREを目指す戦略まとめ|我が家の場合はこうしています
現在の資産状況や、実際に考えている戦略はこちらにまとめています。
固定費・副収入・投資の三本柱を夫婦でどう組み合わせているか、具体的な数字とあわせて整理しました。
まとめ:2,000万円は通過点、副収入とセットで考える
この記事で伝えたかったことを整理します。
- 2,000万円はサイドFIREの「ゴール」ではなく「目安の一つ」
- 家族持ちの場合、教育費・インフレ・突発支出を考えると2,000万円だけでは心もとない
- だからこそ副収入(ブログ・アフィリ・ライター)とのセットで考えることが重要
- 完全リタイアではなく「働き方を選べる状態」を目指している
SNSのFIRE達成者の話は参考になりますが、
自分たちの状況に合わせて「どこまでを目指すか」を決めることが大切です。
まだ途中ですが、動き始めてから確実に視野が広がっています。
同じように家族持ちでサイドFIREを考えている方の参考になれば嬉しいです。





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